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12月26日は、モーリス・ユトリロの誕生日!

12月26日は、フランスで活躍した画家、モーリス・ユトリロの誕生日です。モーリス・ユトリロは、1883年生まれなので、今年2016年で生誕133年です。

10代からアルコール依存症!治療としての画家への道

1833年、パリ・モンマルトルで生まれたモーリス・ユトリロ。母親は画家シュザンヌ・ヴァラドンで、私生児として生まれ、父親は分かりません。一応、書類上の父親はいるのですが、実際に誰なのかは謎のようです。ユトリロは、自由奔放な母親の影響もあり、愛情に飢えて情緒が安定せず、学校や仕事にも馴染めないことも多く、生活環境に問題も多く、10代からアルコールに頼ってしまうようになります。なんと預けられた祖母に、10代からお酒を勧められて飲んでいたとか!確かに、問題の多い環境を言えるでしょう。

そんなユトリロですが、アルコール依存症の治療の一環で絵を描き始め、それが評価されて、やがて画家として成功を収めてゆくのです。母、ヴァラドンは人物を描く方が多い画家でしたが、モーリス・ユトリロは風景を描くことの多い画家でした。

「白の時代」のユトリロは、こだわりの様々な白色を表現

ユトリロと言えば、有名なのが「白の時代」ですね。画家として、最も高く評価された時期で、ユトリロの絵の価格としては現在でも「白の時代」の作品が最も高値で取引されています。

ユトリロの「白の時代」というのは、パリの街並みばかりを好んで描いたユトリロの生涯の中でも、「白色」にこだわって作品を描いた時期です。教会の壁の白、空の白、街並みの白色、雪景色の白、光の中の白い壁の白...ユトリロの白の時代の絵画は、確かにとても魅了される、美しい白の景色、モンマルトルの白の表情たちです。ユトリロは単純に白い色の絵の具を塗るだけでなくて、漆喰や石膏などを混ぜて、様々な白色の表情を生み出す工夫をしていていました。

色彩豊かに鮮やかに人物も描かれる「色彩の時代」

「色彩の時代」は白の時代より後で、色彩が豊かになって鮮やかな作品が増えて、絵の中に人物も入ってきます。色彩の時代のユトリロの作品も素敵だと思います。同時に鑑賞すると、ユトリロの気持ちの変化も感じられて興味深いです。ただ、圧倒的に、絵の評価や売買される価格としては、白の時代の作品が評価が高いそうです。

2015年の損保ジャパン美術館での「ユトリロとヴァラドン展」

日本でも人気のあるユトリロ、最近の展覧会では2015年に東郷青児記念 損保ジャパン日本興亜美術館(東京都新宿区)での「ユトリロとヴァラドン-母と子の物語―スュザンヌ・ヴァラドン生誕150年―」が印象に残っています。ユトリロとヴァラドンの作品が時系列に紹介されていて、「白の時代」や「色彩の時代」はもちろん、その前の時代、母ヴァラドンの作品も多数観ることができて、大変良い展覧会でした。

損保ジャパン日本興亜美術館には、ゴッポの有名なひまわりの絵もあります。広すぎなくて、鑑賞しやすい美術館です。新宿なので、食事や買い物なども一緒にできて、とても良い美術館ですね。企画展もいろいろと開催されていて、、おそらく「ゴッポのひまわり」は、いつも観れるようなので、未だの方はぜひ、「ゴッポのひまわり」も鑑賞できる損保ジャパン美術館を楽しんでくださいね。ゴッホ展などはいつも混むイメージですが、損保ジャパン美術館では、時間帯によってはゴッポのひまわりを座ってゆっくり鑑賞できたりするので、なんだかとっても優雅な気分になりますよ☆

世界中のたーくさんの人が、本日、12月26日がお誕生日であることでしょう!
12月26日がお誕生日の方、おめでとうございます!
HappyBday!

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